これまで と これから

海の向こうからおみやげ持ってきた。

母からの電話

私がイタリアでの事故で死にかけたとき母はもう他界していた。 私の事故の半年前に 急逝していた。 だから もし私までその事故で死んでいたらうちの家族にとってその年は 家族の女性メンバー全員が「消滅」した年になっていただろう。 母はちょっと特殊な急…

事故で知った幸せ

こちらの続きです。 普通病棟で迎えた最初の朝、初めて事故当夜に命を助けて下さったお医者さまたちとお会いした。 ベッドの上半身部分をすこしリクライニングで起こしてくれて皆さんの顔を見ることができた。でも背中と頭はベッドから離すことが出来ずまだ…

異国の地で交通事故に遭って死にかけた話 II

こちらの続きです。 左方向から バイクに乗った私たちに向かって乗用車が突っ込んできた事故。 ルカは左足のひざ下をバイクと 車に挟まれ 複雑骨折していた。けれど それ以外他は たいした傷もなかったという。 私は 横からの衝撃で左の大腿骨骨折。更に左脚…

異国の地で交通事故に遭って死にかけた話

もう昔のことなのに、ついこの間みたいにも感じる。 むかし 初秋の ちょうど今ごろの季節・・・・10月に、イタリアで、交通事故に遭った。 フィレンツェの、その当時住んでいた家の近くで。 私は、その日一日のディテールをあまりはっきりと憶えていなくて…

見極めと見切りの大切さ

さいきん世の中が騒がしい。 まるで別次元での出来事のように 一般人のあずかり知らぬところで進んでいる事態もあれば日常生活では 一見、普段と変わらない平穏な時間のなかでどこか奇妙な事件が 起こっていたりする。 いつも もどかしく思うのは何事につけ…

南イタリアの田舎に日本人が行くと

初めて南イタリアのルカの故郷に二人で行ったとき、夏で、二人とも時間が取れる状態だったので、4週間ほど滞在することにした。 ルカの実家に着いて ルカのお姉さんから聞かされたのは、親戚一同が、私に会いたくて大興奮しているという話だった。 ルカが故…

英霊の皆さまへのお盆のご供養

私は音楽が好きでいろんなジャンルの曲を聴くんだけど YouTubeで、こんなかわいらしい日本のグループと出会って この曲を楽しく、微笑ましく聴いていたらとつぜん、 何でかわからないけど 遠いむかし、 遠い外国の、馴染みのない 湿気や暑さに 苛まれながら…

過去の亡霊

さいきんフラッシュバックがひどい。 何の変哲もない日常生活のなかで悪意のない 誰かの言葉誰かの行動私自身にではなく 赤の他人に起こった出来事時には ドラマか映画の1シーン そんな他愛もないものから 私が自覚していないところにある、なにかのスイッ…

南イタリアの「終わらない」習慣

ルカの生まれ故郷は南イタリアのかかと側。海好きの私にとっては残念なことにアドリア海を臨む海沿いの町ではなくて、若干内陸の 小さな田舎町。 このあたりの住人は夏のあいだの数ヵ月は、実家のある町から車で15分くらいのカーザ・ディ・カンパーニャ(C…

夏のカフェメニュー <カフェ・シェケラート>

暑いですね~ 夏の休日 街歩きに出かけたりすると途中で いちどはどこか 太陽の熱から逃げるように カフェに入って風の渡るテラスか文明の利器・冷房のよく効いた部屋で冷たい飲み物を飲んで 一息入れて休まないとすぐに身体がバテてしまう。 そういう時にお…

ときめくしぐさ

ルカは 一般的なイタリア男性のイメージとは かけ離れた男で基本、いつも生真面目な顔つきしてて、あまり笑わない。 ぶっちゃけ根暗。 普通に女性は好きだが、一般イメージのイタリア男性みたいに女性に気さくに話しかけたりはしない(≦できない)タイプ。 …

パラダイムシフトを起こせる民族

以前 イタリア人に聡明さを感じると書いたけど、よく考えたら 欧州文明全体が何世紀ものあいだ(実に1000年以上の長きに渡って)<キリスト教の教義>に 完全に覆われていた時代に 星を観察し人体を解剖し思考を掘り下げキリスト教以前の ギリシャの古代…

世間とのズレを感じる

世間の一般的な風潮に相変わらず ついて行けてない。まあ 昔からなんだけど・・・・ たとえば 最近はポピュリズム というものを糾弾するような特にマスコミ(世界各国)の論調に違和感を感じてる。 だってそもそも 政治の世界でとくに民主主義国家ならポピュ…

草木の名前を名乗る文化

イタリアへ留学する前 ほんの少しだけ古武術の手ほどきを受けたことがある。 もう出発することは決まっていたので、短期間の習い事なんて 考えもしなかったんだけど ある神社で その古武術が奉納されるイベント(←神事です)を知り友達を誘って観に行ったら…

フィレンツェ空港の謎のアジア人

あるとき 日本に一時帰国するために、早朝 フィレンツェ空港にいた。 フィレンツェからは 日本までの直行便は飛んでいない。 イタリア国内の大きな空港か ヨーロッパのどこかの空港で、日本行きの飛行機に乗り換える必要がある。 ちなみに私はANAをよく利…

世界でいちばんかわいい挨拶

Ciao!この、言わずと知れた「チャオ!」というイタリア語・・・・私は 世界でいちばん可愛い挨拶の言葉 だと思ってる。 イタリアでは いったい一日に何回、この言葉を言ったり耳にしたりすることか。^^ 知らない人や 目上の人には 「ボンジョルノ」や 初…

わさび愛

イタリア人はけっこう わさび好き。いちど味を覚えると、次からは彼ら同士で、<わさび争奪戦>を繰り広げている。 フィレンツェは内陸の町なので魚介類は値段が高い。 それでもときどき、イタリア人&日本人の有志メンバーたちで「お寿司を食べよう!」パー…

実験継続中

このブログの主旨ではないので今後はこういった内容は書かないと思いますが前回の記事が 100記事めだったみたいなのでちょっと 自分のブログを振り返ってみますね。 3月に 始めて1年が経過したことは書きましたがこのブログ、実は「実験」を楽しみなが…

意思表示を怖れないこと

たぶん「感じが良くていい人」と みんなから思われたいのは、誰でも同じ。誰かと 何かで 言い争ったりとか自分から人に嫌われにいく人なんて、まずいない。 それでもさ 判断力のない子供時代ならいざ知らずとっくに成人している大人の立場で いつでも 何でも…

イタリア男性の理想の女性像

恋愛関係はないイタリア人の男友達と話してるとき、ところで君って何歳なの? と聞かれたのでそれ聞きますか? と軽く抗議しながらも、普通に答えた。 するとその友達はあー答えさせちゃって悪いことしたな、 と思ったんじゃないかな(笑)たぶんフォローす…

うつくしいひと<浅田真央さん>

初めて彼女の名前を耳にしたのは、日本への一時帰国からフィレンツェに戻ったばかりの友達たちと カフェでお茶をした時だった。 「日本にはいま、まおちゃん という15歳くらいの、可愛らしくて でも ものすごい才能をもつフィギュアスケート選手がいて今度…

仕事がキレイに揃うとき

きのう いつの間にか Beautiulって言葉を呟いてた。 シリアへの爆撃という、恐ろしいニュースを聞いたあといろいろと 考えていたら。 あちこちで 「なぜこのタイミングで」 とか背景を含め、諸要素を解説していたけど 爆撃なんて手段は そう頻繁にして良いも…

日本人の幼児性

日本は島国だから 歴史的に 違う人種、違う文化の人間たちと、日常的に あまり関わってこなかった。 アメリカは日本のことを 「12歳の子供」 と評価したことがあったと聞く。人間一般に対する理解度のことを 言ったのだと思う。 ナイーブで(naïve 世間知…

<Be the light>

この曲の、このタイトルの言葉は、とても深い。 東日本大震災が この歌が生まれるきっかけになったと聞いた。 あれは未曾有の悲劇だったから聴く前は自然と 励ますメッセージなのかなと思っていたけど この歌、そして Be the light というこの言葉はただ優し…

<We Pray For You>

2011年秋に日本に戻ってから不在にしていた期間の 社会的な知識も少し補わなくちゃと思って、いろんな情報をネットで見るようになった。 イタリアでは最後の3年間しかネット環境の整ったところに住んでいなかったから、2000年から2009年くらい…

日本列島アトランティス説が脳裏に浮かぶほど動揺した

あのとき東日本大震災が起こったとき、 私はまだ外国にいて インターネットのおかげで 日本の人たちが直接発信する映像や情報を少しは手にすることが出来てはいたけど 自然の残酷さというよりはこの惑星の上に 生き物として暮らすということの如実な現実をど…

3月8日のミモザの花

フィレンツェでも 3月に入ると空気も 色彩も 春らしい明るさを帯びてくる。 陽光が きらきらと輝き街のショーウィンドウには復活祭の飾りつけの定番の うさぎやヒヨコ タマゴたちと一緒に黄色いミモザの花がよく飾られる。 イタリアの3月8日は フェスタデ…

内面を好きになった瞬間

ルカとつきあい始めたころ音楽は何が好き?と聞かれて、 何でも好きだけど、不思議と季節によって聴きたくなる音楽が変わるんだ。春はポップスや 軽めのロック、ジャズも聴くし夏は 昼はボッサ、夕方や夜にはタンゴやサルサなど ラテン系の曲を聴くのが好き…

イタリアで携帯電話デビュー

私は携帯電話を 2011年まで 日本で使ったことがなかった。持っていなかったから。 周りに携帯電話を持つ友達も増えてきていた2000年。(遡るな~・・・)でもその年の秋には イタリアで生活し始めることはわかっていたから多少不便を感じても、日本…

S.Valentino サン・ヴァレンティーノの思い出

イタリアでも、2月14日はバレンタインデー。聖人の名前で <サン・ヴァレンティーノの日>。 日本では チョコレートと、女性から男性へ好意を伝える、という特徴をもつイベントの日だけどイタリアでは<Il giorno degli Innamorati イルジョルノデッリィ…