これまで と これから

海の向こうからおみやげ持ってきた。

イタリア語の読み方

 

イタリア語は日本語と似て、言葉の多くが母音で終わるから、
日本人には発音しやすい。


いくつか発音の際の約束事はあるけど、基本的にスペルを
そのまま読めばいいだけ。


フランス語の発音の難しさに比べれば、もう比べ物にならないほど、
まんまローマ字読みで通じてくれる。

 

約束事その1:
子音が二つ重なるときは、その音は詰まる。 つまり小さい「ツ」が入る。


Cappuccino はだから、
カプチーノじゃなくて、カップッチーノ、が正確な発音。 
但し速度が違って、
かっぷっちいの、じゃなくて、アクセントが後ろのiにあるから、ほとんど
「カッチー(ノ←軽い音)」に聞こえる。(現地人同士の会話だと)


Pizzaもピザじゃなくて「ピッツァ」と読む。 
Latteは決してラテじゃなく、「ラッテ」です。


日本でカッフェラッテくださいと言ってしまうと、

 

「はい、カフェラテですねー!」

 

ときどきオシャレなカフェのお姉さんたちに直されまくっておりますが・・・

 

イタリアで頼むときは「ラ」にアクセント置いて発音しないと
通じないと思います。 日本風に最後の「テ」にアクセントだと、
テ?お茶?って思われそう。(イタリア語でお茶はtheと書いて「テ」と読む)

 

「mm」や「nn」など 音が「ん」になる子音の重なりは、
音が詰まるというよりも「溜まる」。


Immagine インマージネ(イメージ、画像、映像)、
Annoアンノ(「年」の単数形。複数形アンニ。
新年おめでとうはブォンナンノBuon Anno!)
女性の名前で「ジョヴァンナ」Giovanna、 
男性の名前で「トンマーゾ」Tommasoなど。

 

約束事その2:
母音にはさまれた「s」は濁る。


美術館や博物館を示す「ムゼーオ」Museo、音楽は「ムージカ」Musica。
これは英語でも「ミゥジアム」Museum、「ミゥジック」Music、
「s」の音はクリアじゃなく、濁ってる。


たぶん発音のし易さからそうなったんじゃないかな・・・音便というか。


日本でも浅井長政は「アザイナガマサ」って発音しなかった?
久坂玄瑞も正しくは「クサカ」でも、言うときはなんとなく「クザカ」になっちゃったりとか。
そんな感じの濁り方。

 

約束事その3:
「g」のすぐ後ろに子音がついてる場合


これは日本人には馴染みがなくて発音しづらいかも知れない。
でも それほど難しくはなくて 「g」を心の中だけで言うっていうか、
喉の奥でgを意識し、でも音は発さずに、それ以外の音を発音すればいいだけ。


わけわからない? そうだよねw
「gli」は母音で始まる単語の複数形につく定冠詞などで使う言葉だけど、
これの発音はカタカナで書くなら Lの「リ」。 
ただし口の形は「g」をつくる。 その上での「リ」。 ・・・出来ましたか?

 

日本語表記では「プーリア Puglia」と書かれる、
イタリア半島のかかと部分の場所(州)は イタリア語での本当の発音では
「プッリャ」というか「プ・リャ」というか、
そんな感じの発音になります。


「g」が言葉の真ん中に入ってるMagnumなどは、
なんかねー、 
私は個人的にちょっと・・・・・力抜けた。


英語だとマグナムって強そうでカッコイイ響きなのに。
銃の大っきいのとか、ロバート・キャパがつくった報道写真家集団だったりとか、
マグナムって言葉にはかっちょ良いイメージしかなかったんだけど。


イタリア語でこれを発音すると「マーニュム」。 
うーん・・・・ なんか弱そう。


あと上海を言うときもちょっとクセがある。
スペルアウトするとShang-Haiでしょ?


ここのgが、後ろのhとリエゾンするので、
「シャン(グ)ハイ」にならずに「シャンガーイ」と発音する。
フランス語もそうだけど、
イタリア語でも「H」は発音されないのでこうなっちゃう。
(無発音なのでHermesエルメス、日本人のHirokoさんはイロコさん、
Hiroshiさんはイロシと呼ばれることになる・・・・)。


gのすぐ後ろが子音じゃなくて母音だったら、そのまま普通に発音。


日本や日本人はイタリア語では、ジャッポーネGiappone(日本)、
ジャッポネーゼ Giapponese(「日本人」の単数形、男女共通。
複数だとジャッポネージ、語尾がiに変化)という。


「私は日本人です」は男女とも、ソーノジャッポネーゼSono GiapponeseでOK。


イタリアで暮らし始めても、日本がJapanのJではなく、
Gで表されるGiapponeだってことは妙に違和感あって、
最初はなかなか馴染めませんでした・・・

 

約束事その4:
ローマ字では「チ」を「chi」と書くけど、イタリア語で「チ」は「ci」と書く。


イタリア語で「chi」は、発音は「キ」になる。
だから日本に来たイタリア人たちが駅前で見るのは「パキンコ」。
そういえばスタジオジブリも、Ghibri はイタリアの発音では「ギーブリ」なのに、
宮崎さんが間違えてジブリと読んじゃった、ということみたいね。 
同じように「che」の発音は、「ケ」になります。

 

約束事その5:
イタリア語は言葉のどこかにアクセントが置かれる。


一般的に、イタリア語をカタカナ表記するときに伸ばす音が入るのは、
その音にアクセントがあるってことであって、
伸ばす音、という意味じゃないです、正確には。

 
美味しい、という言葉はブォノ(Buono)、
真ん中の「o」にアクセントが来てる。


カタカナ表記でよくボーノと書かれてるけど。 
まぁ「美味い」が「うんめー」になるようなものですかね・・・


アクセントをつける=その音を気持ち強く言う=その音が伸びたように聞こえる
という現象。


日本語は抑揚があまりないフラットな発音が多いから、イタリア人は
「箸」は上手に発音するけど、「端」とか「橋」は言いづらそうだったし、
どう発音していいかよく分からないみたいだった。


外国語の発音のしづらさは、お互い様だよね。

 

他にも何かあったかな・・・・ 思い出したらまた書くけど。


とりあえず、あとはスペル通りのベタな読みでも
イタリア人には通じると思います。


機会があったらどんどん話してみてください♪

 

 

 

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