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これまで と これから

海の向こうからおみやげ持ってきた。

心構えという言葉

 

日本各地で テロ行為まがいの事件が増えているから
頭のなかで時々 ここで何か起きたら出口はあそこで、
とシミュレートするようになったのは、
以前こんなエピソードを聞いたことがあったから。

 

むかし 武家の子どもが
素読か何か 稽古に出かけようとしたとき
門をくぐろうとしたところを、その父上が怒って呼び止めた。

 

武家の者が頭から門をくぐるとは何事だ、
門の上で敵が待ち構えていたら何とする。
足をやられても反撃出来るが、頭を最初にやられては反撃は叶わぬ。
門をくぐるときは 常に足から出ることを心得よ。」

 

そんなことにさえ気を配って日々生活していたのかと、
私には想像もできない緊張感のなかで生きていた時代や、人々のことを想った。


「心構え」 という言葉が浮かんだ。


私は生活のなかで、なにか心構えをしていることがあるだろうか
と考えてみたけど、
今はそんな緊張感を持たずにすむ時代だ、感謝しよう・・・・と思いかけて、
果たして本当にそうだろうか、と反問した。

 

そうしたら
自分もふだんの生活のなかで、危険な目に遭う可能性はあるのに、
そのことに対して ほぼ何の心構えもないことに思い至った。

 

だから、真似事みたいなことだけど、
私も想像できる範囲の危険に対しては心構えをしてみようと思って、
そのひとつとして、脳内シミュレーションをするようになった。

 

まぁ・・・・尤も、「想定外の出来事」のほうが常に無敵でしょうけどね・・・・