これまで と これから

海の向こうからおみやげ持ってきた。

ここはハッキリしておきたい <ゴガクのゴカイ>

 

語学に関する間違った社会通念?のひとつに
「現地へ行けば何とかなる」
というのがあると思う。


現地で生活を始めれば、言葉は「自然に」覚えるってやつ。

 

でもね

 

ここはビシッと、私の個人的考えではありますが、
私なりの真実を申し上げますと

 

 

そんなはずはなかろう。

 

です。

 

 

せっけん、とか、きゃべつ、とか、
これください、わぁびっくりした、それステキですね、 
程度の言葉や 言い回しなら
自然に覚えることもあるでしょうけど、

 

子どもならともかく、大人は やっぱりきちんと
「勉強という努力」
をしないと、身にはつかない。

 

学校に通うかどうかは それほど重要ではなくて
たとえ独学だとしても 
「勉強という努力」 をしていることに変わりはない と 私は思うけど
努力もせずに、ただ住んでいればわかるようになる っていうのは
明らかな間違いだ と言いたいだけ。

 

耳学問の成果で その場の会話がなんとなく成立することと、
その言語でちゃんと理解して 話し合いが出来ることとは、違うと思う。

 

最初にきちんと文法などを学んだ上でなら
あとは実践で、という意味で 
その国に生活してブラッシュアップする という方法を採るのは
有効だと思うけど。

 

イタリアで 同じ日本人留学生同士でも、
語学学校+大学などで みっちり勉強してた人たちは、
やっぱり 「叩き込まれ方」 が違ってた。

 

私みたいな
言葉を学んだのは語学学校だけ の留学生とは、
読みこなす文献の量も質も違うし、グラマーもしっかり頭に入ってる感じで、
彼らは達者なイタリア語を話してた。

 

日本語でいえば、
ちゃんと敬語や 言い回しが 
日本語として より自然で、丁寧な話し方ができる
といったような。

 

もちろんカリキュラムだけの恩恵じゃなくて、
それについて行った本人たちの、努力の賜物でもあると思う。


語学の天才でない一般的な人なら
外国語の勉強で どれだけ身に着いたか は、
どれだけ勤勉に学んだかに そのまま比例する結果になると思う、
どの言語であっても。

 

だからというわけでもないけど

 

もう一つの語学の誤解の、
「恋人をつくれば語学が上達する」 
というのも、どうかと思うわ。


会話の量で言うなら、相手が誰でも増やすことは出来るわけだし。

 

イタリア人は老若男女、基本みんなが親切だから、
なにも恋人じゃなくても こちらが何か 言いたそうにしてると、
じっとこちらを見て言葉を待ってくれるし、会話してくれるよ。


それはイタリアで本当に感動したことのひとつだったな。

 

でもま、個人それぞれの考えだよね。
勉強するモチベーションって意味では、
「好きな人と話したい、好きな人のことをもっと知りたい!」
は 最強かも知れないもん。

 

ただ 私は逆に、
まともに会話も出来ないようじゃ
恋人のような密な人間関係はつくれない と思ってた。
自分のイタリア語は まだそのレベルじゃないって。

 

ヨチヨチ歩きのヒヨコを構いたがるイタリア男は そりゃあ多かったですよー


「僕がイタリア語を教えるよ」
「俺が君の先生になるから」
「自分がゆっくり、丁寧に教えてあげるからね」エトセトラ。

 

実際、BARとかお店なんかにその人がお勤めでしたら、
時々おしゃべりしに行って、有り難く会話の先生になってもらってはいた。

 

女の人も親切だった。
郵便局だとか、お店や どこかの事務部門で、
自分が何をしたいか 何を探しているのか 
つたないイタリア語でも 一生懸命 説明しようとすると
ちゃんと視線をそらさずに 目を見て聞いてくれるし、 
言い間違いをした時は、 正しい言葉で言い直したりしてくれて
私がオウム返しに その訂正してくれたフレーズで もう一度言い直すと、
まるで子供にそうするように
「ブラーヴァ(よくできました)」と うなづいてくれたり。 
面倒見がいいというか (笑)

 

彼らは その場で、にわかに先生役をすることを どうやら楽しんでくれていた。
私が間違った言い方をしても 面白がって笑われたことはあったけど
バカにしたり、さげすんで笑われたことは 一度もなかった。
(そういうのは感覚的にわかる)

 

そして イタリア人って どうやら
とにかく 褒めて伸ばすのが基本姿勢みたいよ(笑)

 

私は子供の頃から 親に褒められたことなんてほとんどなかったのに
イタリアでは やたらと いろんな人から
「ブラーヴァ」「ブラーヴァ」と褒められまくった。 
何をしても どんな小さなことでも。 

 

おかげで すっかり勇気づけられちゃって 
勉強も頑張れたし 
副作用で(?) 少し おしゃべりにもなりました。
イタリア人ほどではないけどね。

 


あのときの皆さん、どうもありがとうございました♡

 

 

 

 

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