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これまで と これから

海の向こうからおみやげ持ってきた。

ナンパなどの断り方の一例

恋愛カンケイ

 

いつかUPしようとして書いてあった文章ですが、
流れ的に 今回載せることにしました。
有効なノウハウになるかは分からないけど、
持ってるネタで 役に立ちそうなものは 全部提供します。 ↓

 


イタ男(イタリア人男性を指す造語、イタオと読む)の路上ナンパを断るとき
私が使っていた言葉は、
ノネラミア アビトゥーディネ (Non e’la mia abitudine) だった。


直訳で 「私の習慣ではない」

 

「今から一緒に僕の家に行こう」
「もっと静かなところで話さないか」
「そこのバールに行かない?」

 

いろいろ誘い文句はあるけど、
会話のきっかけとして最初に その人に聞かれた 店だとか道だとかを説明して
お礼を言われながら たいていの場合 そのあとに続く
日本への褒め言葉に対して こちらもお礼を言ったあとに、
多少の立ち話は こちらも楽しんでするけど、
その場での せいぜい2~3分の世間話。

 

「なんで どこの誰かも知らないあなたに
私がそれ以上の時間を割かなければいけないの?
場所を移動してまで。」 

 

という態度を相手にハッキリ示すことは、<大切な必要悪> だと思う。

 

感じ悪い態度は 誰に対してもとりたくない、っていう気持ちはよくわかるけど、
そこが 相手の付け込むところでもあるんだよ。

 

道端で知り合って素敵な恋が始まることもあるかも知れない。
それは否定できない。
でも
あなたに言ってるその言葉は、他の女性たちにも言ってるよ、その人。

 

自分がその国でガイジンの立場なら
信頼できるその国の人 から紹介してもらった異性以外とは、
少なくともある程度 ちゃんと言葉のやり取りが出来るようになるまでは、
出かけたりしないほうが良いと思う。

 

もちろん 留学や観光で行く年齢の人たちは大人なはずだから
ちゃんと自分で判断するのだろうけど。

 

ある夜、家へ帰ろうとチェントロを急ぎ足で歩いていたら
若いイタリア人男性に声をかけられた。

 

「すみません、このあたりにインターネットカフェはありませんか」

 

自分は出張でローマから来ているけれど ホテルのコンピュータが壊れていた。
フロントで このあたりにあると聞いて 探しているのだという。

 

まだネット環境のある家が少ない時期だった。
2002年か、2003年くらいだったかな?
確かに、すぐそばに私もよく通っているネットカフェがあったので、
そこを教えてあげた。

 

そしたら
「日本のかたですか?」
から始まって、少しおしゃべりした。

 

やがて始まった。

 

「実はホテルではなく、会社で持っているアパートがフィレンツェにあって、
今夜はそこで眠る。
そこにネット環境がないのでメールをひとつ送らなければならないが、
その後よかったらアパートに招待するから 一緒に食事をしないか。
ドゥオーモがよく見える夜景の素敵なアパートで、あなたに是非見せたい」

 

出張でフィレンツェに来ていることも、夜景の素敵なアパートの話も
本当だった「かも」知れない。


銀行勤めと言っていて、きちんとスーツを着ていたことからも、
職人が多くてスーツ姿の人を見ることが少ないフィレンツェだし、信憑性はある。

 

でも、まともな人がこんな誘い方する? 
わざわざ嘘ついてまで声かけて。

 

後で思い至ったんだけど、
これは要するに、
出張先で夜、TVでも観て過ごすか
適当な女性でも見つけて暇つぶしするか
どうしようかな~ 
などと考えながら歩いてたときに
相手として白羽の矢を立てたのが、
その時たまたまそこに通りがかった 私だったんだろう。
(ある意味 通り魔と一緒・・・)

 

イタリア人女性だと「足がつく」危険があるから、外国人のほうが都合が良い
イタリア語を解すなら、なお好都合、ってとこじゃないかな。

 

べつに危険な犯罪者ではなかったと思うけど。
(でも犯罪の被害者で、事前に被害に遭うと思ってた人なんて皆無だよね)

 

私のことを観光客と思った可能性もある。
最初は エクスキューズミーって、英語で話しかけてきたし・・・

 

とにかく 私は その時は、
その人の 突然の話の飛躍に混乱して、

 

「待って。 私、まだよくイタリアの文化についてわかってないんだけど、
イタリアでは女性は、まだ名前しか知らないような男性の家に 急に招待されて、
すぐに行くものなの?」
と思わず聞いた。 素で。(ちなみにイタリアではすぐに名前を教え合います)

 

「そうすることが彼女にとって自然なら、そうするんじゃない?」
そんなの当たり前だと思うけど、みたいな言い方で そう言われた。

 

「なるほどね・・・その通りかもね。
でも 私にとってそれは 自然じゃない。
10分前に知り合ったばかりの男性の家に、こんな時間にお邪魔することは、
私の習慣にはないことなの」

 

そう言うとその人は、
それならもう少し知り合おうと言って、
翌日のアポイントメントを提案してきた。
明日、仕事場を16時に抜けられるから、ここでもう一度会おうと。

 

結果はわかるでしょ?

 

もし本当に来ていたら悪いと思って、馬鹿正直に私は行ってみた。
(すでに一度断った後だから こっちはすっぽかしたら失礼だと思った。)

 

でも誰もいなかったよ。


私も その場で待ったりはしなかったから 入れ違いの可能性もあるけど、
でもご縁はなかったみたいねー(笑)

 

誰かに対し 「感じの悪い態度をとること」 への罪悪感は、
必要以上に持たなくなった。
NOと言える日本人でいなくちゃならない、必要な時には。

 

それをすることによって何かのチャンスを逃すような恐れもないよ、
私の人生に必要なチャンスや人物なら、
イヤでもご縁で また現れてくるでしょ。

 

イタリア人の友達たちはみんな
路上ナンパしてくる人に対しては

 

「たとえNOでも NOとすら返事をするな、
とにかくそいつに向かって声を発するな、
徹底的に無視!」

 

というアドバイスをくれていた。

 

いくらなんでも 流石(さすが)にそこまでは 罪悪感ハンパなくて出来ないので、
ちゃんと言葉で断りたい、っていう気持ちが、
ノネラミアアビトゥーディネという言葉を 私の中から引っ張り出した。


 
考え抜いて用意していた言葉じゃなくて、この時とっさに出た言葉だけど、
なんとなく それ以降使うようになった。
(まぁそんなに使う機会もなかったですが)

 

万能フレーズではないし、
状況によっては適切な言葉でもないけど、
上記のようなシチュエーションでしたら、ご参考までにどうぞ。

 

あ、それと

 

イタリアでもイタリア女性は、
10分前に知り合ったばかりの男性の家に お邪魔したりはしないそうです。
ちゃんとイタリア人たちに聞きました。

 

私は、まだ知り合ったばかりで つきあいの浅い人とは
その人の職場がどこかが 明確に分かっている場合や、
その人との共通の知り合いがいて、携帯の番号なども持ってて、
こちらから連絡がとれる という場合なら
その人と二人で行動することもありました。
でも 基本的に明るい時間帯で 他にも人の目がある場所。

 

黙って大人しくついて行くことはせずに
「今からどこに行くの?」 と事前に質問するようにしていたし
その人の自宅とか 私の知らない場所とか
こちらが何の情報も持っていない相手のテリトリーに行くと言われたときは 
「今日は行きたい気分じゃない」 
「それよりあそこのバールのカフェが飲みたいんだけど そこでおしゃべりしない?」 
などと 具体的にどうしたいかを伝えてた。

 

幸いにもトラブルが起きたことはなかったです。
「そうなんだ、じゃ、そうしよう」 と すぐに応じてくれてたし、
機嫌が悪くなる人なんか 一人もいなかった。


イタリア人だったからかも知れないし、
ただ運が良かっただけかも知れないけど・・・

 


ご参考までに書きました☆