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これまで と これから

海の向こうからおみやげ持ってきた。

誤解に基づく需要と供給

 

日本人が代々受け継ぐアパートというのが、
フィレンツェ市内には点在している。

そのアパートのオーナーさんが
「日本人だけに貸したい」と限定していたり、


日本人留学生が帰国するときなど、自分が出る部屋に住む次の人を
友達関係から口コミで探すので 結果的に日本人が続いたり、


場所も、建物の古さや快適さも、いろんなアパートがあった。

 

そんなアパートのひとつに住んでいる頃、
半年ほど前にフィレンツェに来て まだ語学学校通学中だという
新しいフラットメイトのかおるちゃんが
台所で二人でお茶しながら ある日の午後、こう切り出した。

 

「イタリア人の彼氏ができると、おしりは避けて通れない道、
っていうのは本当ですか?」

 

?  意味がわからない。

 

「なに? おしりを避けて通れない って・・・・」
真面目に最初、意味がわからなかった私に、かおるちゃんは説明してくれた。

 

「イタリア人の彼氏がいる友達たちに聞くと、みんな
イタリア人はおしりでしたがる、するのが普通、っていうんです。
避けては通れない道だから、イタリア人とつきあうなら、
おしりでする覚悟は必要だ、って・・・・」

 

ぽかーん と 聞き続けてると

 

「るりはさんも、そうでしたか?」

 

いえいえいえいえいえいえいえ、

 

したことないです。 ほんとに。 
たのまれたこともないです!

 

ぶんぶん首をヨコに振る。 (小刻み&高速)

 

「そうなんですか? じゃあ、必ずってわけでもないのかな~。
だといいんだけどな~」

 

よくよく思い出してみたら、たしかに
「興味ある?」 と聞かれたことはあった。

 

前につきあってたフィレンツェ人と、恋人になって最初の時期に。
でも「NO(ううん)」と答えると、向こうもそれ以上何も言わず、
話題はそこで終わった。

 

その後だいぶ経ってから、
雑誌か何かのインタビュー記事だか
TV番組のインタビューだったか、
読んだのか 映像で見たのかも憶えてなくて
内容だけが印象的だったことなんだけど、

 

欧米人(イタリア人だったかも?)の男性で、
欧米人以外の人種の女性とつきあった経験のある人に

 

文化的にいちばん違うな と感じるのはどんなことですか?
といった質問をしたときの答えに

 

「セックスについてのタブーが、彼女たちにはない」 
というのがあった。

 

キリスト教では セックスのやり方には 決まりごとやタブーがあって
良識的に振舞うなら それを破るようなことは出来ないが、
他の文化的バックグラウンドの女性たちにはそれがないから
自分のやりたいことを伝えても 
変な目で見られたり
拒否反応をされず、積極的に応じてもらえる、というもの。

 

それを聞いたときに、かおるちゃんとの そのときの会話を思い出した。

 

「イタリアではそれが普通」 と考えている外国人の誤解、
「彼女たちにはタブーがない」 と考えている欧米人の誤解・・・・

 

お互いの誤解が生みだした、需要と供給だったんだ・・・・・・

 

その当時、少なくとも、かおるちゃんの通う語学学校周辺の
日本人(女子)留学生たちのあいだで信じられていた、
イタリアについての都市伝説。

 

滞在歴がもう少し長めの、そのときは3~4年目くらいの滞在歴の私と
私の友達周辺では とりあえず一度も 聞いたことがなかったけど

 

私の交友関係は、そういう内容が
普段の話題に出るような人たち同士でもなかったし、
私もわざわざ聞いてみたこともないので、
実際のところは不明ですが・・・

 

このインタビューのお陰で
そういうことだったのかと、妙に納得した。

 

でもですね

 

それ、「イタリアでは普通」 ってわけじゃ ないと思います。

 

そのイタリア人(たち)が 個人的に したいだけです。(確信)

 

たしかにタブーではないかもしれないけど 逆に義務でもないので、
もし嫌なら、貴女にはNOと言う権利もあります。

 

 

どうぞ ご随意に♪

 

 

 

・・・・・・でも・・・・・・・・

 

 

ちょっと待って、まさかと思うけど・・・・・

 

 

 

私が聞かれたように、
「興味ある?」
と いちおう聞かれてはいるのかも知れない。

 

で、よく分からずに
「Si」
と答えちゃったりしてないだろうか?

 

イタリア人の基本姿勢は <双方仲良く 一緒に楽しみたい> だから
相手が乗り気でないものを 無理やり強要しようとはしない。

 

でも

 

日本人がやりがちな態度・・・・

 

よくわかっていなくても 内容をハッキリと確認せず、 
とりあえず笑顔で 「はい♪」

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・えーっと・・・

 

 

 

自己責任ってコトで。