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これまで と これから

海の向こうからおみやげ持ってきた。

コミュニケーションの技術

思ったこと

 

自分の意見や 感じたことを
相手に対して表現するのが苦手なのが、日本人。

 

控えめで 謙虚であることが美徳とされる文化だからこその特徴で
<謙虚さの美徳> という感性は 他の文化圏にもあるのだけど、
実践できているのは、ほぼ日本人だけという事実。

 

昔と違って、今はあらゆる境界線がボーダーレス化している。
インターネットは家に居ながらにして、世界中の国境を越えて
情報や映像をリアルタイムで手に入れられる。 

 

飛行機に乗ることじたいも、経済的にも負担が軽くなったおかげで
物理的な人の行き来だって、昔と比べたら
ボーダーレス化していると言える。

 

ゆえに

 

好むと好まざるとに関わらず
たとえ自分の国から出なくても

 

今までは 関わることなく済んでいた
外国から来た人々や それに関連した事態にも
鉢合わせたり、巻き込まれたりすることが、
今後も増えていくと思われる。

 

そういう時に ほんとうは、
ここは日本なのだから、
訪問者である相手側(外国人)の方が
こちらの言語でコミュニケートしようとして、
せめて挨拶や簡単な単語くらいは 覚えようと努力すべきなのだけれど
上記の通り
民族単位で謙虚なのは
全世界で、ほぼ日本人くらいです。

 

だからやっぱりこちら側が
「そうだよね、日本語きっと難しいよね。 
じゃあ私ががんばって、あなたにエイゴで話してみるね」
ということになるんだと思うのよ、現実的な話として。
なんたって <おもてなしの国> ですから。
(個人的には 日本語で押し通しても良いと思うんですけどね)

 

でも実際問題、たとえ言葉が通じなくても、
身振り手振りでなんとかなるのが地球人同士。

 

まじめに日本語を勉強している外国人だって増えてきているし、
通訳ソフト/アプリも日進月歩しているわけだし
言葉の問題そのものは、実は大して大きなものでもないと思う。

 

私は、コミュニケーションというのは
「言葉」そのものよりも
「意思」の疎通のほうが、数倍大切だと思う。

 

嬉しいという言葉(=外国語の単語)は知らなくても、
喜んで飛び跳ねて見せれば、
この人は嬉しいんだ って相手に伝わる。 
コミュニケーションて そういうことだと思う。

 

これは自戒も込めているのだけど

 

ありがたいとか 嬉しいとか、
ポジティブなコミュニケーションはいい。

 

でも逆に、
特に怒っているときや、やめてほしいとき、
日本人同士でするときのように、むっつりと黙り込んでも
外国人の相手にそれは伝わらない。


 
文化的背景が違う ということは、
「自分の普段のやり方では、伝えることが基本、不可能」
なんだってことを踏まえて、コミュニケーションにかからないといけない。

 

怒ってるなら、それを相手に分からせるために
大きな声で抗議するっていう「演技」も、
それがいちばん効果的であるなら、そうすべき。


 
そんなことをしたくない、という自分のスタイルにこだわって
意思が伝わらないんじゃ、意味がない。

 

日本人は冷静で、感情コントロールもできるからこそ、
<コミュニケーションテクニック> を使うべきだと思う。

 

小さい子供に、大人の普通の話し方で話したって 伝わらないでしょ
彼らに理解できる話し方で伝えないと。 

 

Non-Japaneseの人にしたって、同じこと。 

大人文化と 子供文化が違うように、
日本文化と 欧米文化、アジアやアフリカ文化は、
ぜんぜん違うんだから
彼らに理解できるやり方で伝えないと、伝わらない。

 

怒っているなら 何も言わないで沈黙を保つより
怒った表情で
怒った口調と声量で、
身振り手振りも、
「彼らに分かる言語(やり方)」を使って話したら、
ちゃんと伝わって、それなりの反応をもらえるよ。

 

そうやって 「私は何に怒って、何を喜ぶのか」 について人に示して
自分という人間をある程度分かってもらえたなら、
そのなかで真に親密になった人、真に親密になりたい人だけに、
「実は自分は、こういう怒りの表し方は、本来しない人間なんだ」 と
本当の自分の姿を少しずつ、知って行ってもらえば良い。 

 

本当の自分を知ってもらいたい人なんて、
不特定多数じゃなくて、ほんの一握りの人たちだけでしょう?

 

ちょっと例えが唐突で、若干違うかも知れないけど、
以前 
「自分達のサッカーが出来なかった」 から負けてしまった、
とコメントする選手に
「相手は敵だぞ?なんで自分達のサッカーをやらせてもらえると思った?」 
と疑問に思ったんだけど、
同じように感じたことがある人なら
私が言いたいことは分かってもらえると思う。

 

あの場で貴方たちがしたかったことは何なの?
「自分たちのサッカー」 ? 
「試合に勝つこと」 じゃなくて?
試合中ずっと、何に 「こだわっていた」 せいで
ああいう結果になったのか、教えてもらえる?

 

自分のスタイルに固執するがあまり 本質的な意思を伝えられず
まともに対峙できない状態と
相手に分かるように こちらの意思を伝えた上で、
真っ向から対峙できる状況を作りだすこと 

 

このふたつの差は
とても大きいものだと思うんだよね・・・・・・

 

同じように
特に外国人相手の場合は
大人な態度を こちらが一方的に保つばかりじゃなくて
もし 不快なことを言われたり されたりしたら
きっちりとそれに言い返したり 
報復とまでは言わないけど そのことに対しての意趣返しは
何かしら 態度で示しておくことも
重要なコミュニケーションのテクニックになる。

 

やり返すことは テニスの玉を打ち返すようなもので
返されて初めて 相手はこちらを 対等な立場の人間とみなす。
大人しく 何をしてもやり返してこない人間のことは
対等ではなく じぶんより下にみる。
彼らは日本人とは育ってきた文化が違うから。

 

出来るだけ品よく 手短に 
けれど 
少しキツめに やり返すことが出来たら
それ以上その人から嫌な目に遭わされることは なくなると思う。

 

あなたの品位が落ちるわけでも
あなたが 他の人間にならなければいけないわけでもない。
単に コミュニケーションの技術のひとつ。


必要に応じて 便利に使えばいいだけだよ。

 

 

 

彼らの文化での感じ方・考え方:

luriha.hatenablog.jp