これまで と これから

海の向こうからおみやげ持ってきた。

夏のカフェメニュー <カフェ・シェケラート>

 

暑いですね~

 

夏の休日 街歩きに出かけたりすると
途中で いちどはどこか 
太陽の熱から逃げるように カフェに入って
風の渡るテラスか
文明の利器・冷房のよく効いた部屋で
冷たい飲み物を飲んで 一息入れて休まないと
すぐに身体がバテてしまう。

 

そういう時に
お茶系の さっぱりとした味わいのものか、
スプレムータ(生絞りジュース)みたいな、フルーティなものが欲しくなるか、
その都度 飲みたい味は違うんだけど

 

日本の夏のカフェでは
アイスコーヒーや アイスティは もはや定番だし
日本らしい研究熱心さのおかげか
味わいの良い、美味しいものも たくさんある。

 

以前 ものすごく暑い日に
たしか表参道あたりのカフェで
アールグレイを使った、 香りも味わいも 本当に美味しい
冷たいアイスティを飲んだ時は 感動したこともある。

 

アイスコーヒーにしても
缶コーヒーは正直、どれも同じような味わいにしか感じられないのだけど
お店で頼むアイスコーヒーは けっこう美味しいと思う。

 

日本のカフェで出てくるアイスコーヒーは たいてい 
大きなグラスに アイスキューブがたっぷりと入っていて
濃い目に作られたコーヒーが しっかりと 
コーヒーの苦みや コクも伝えてくれるものが多いから。

 

日本ですら これだけ美味しいわけだから
珈琲の本場 イタリアでは 
夏にどんなに美味しいアイスコーヒーと出会えるのか と
私も期待していたわけですよ。

 

ところが

 

コーヒーの美味しい国のひとつであるはずの イタリアのバールには
こういったアイスコーヒーは ありません (T_T)

 

一般的に 日本で言う
「アイスコーヒー」 に対応するメニューは
「カッフェ・フレッド」 Caffe Freddo 
直訳で 「冷たいカッフェ(=コーヒー)」
 

これは 普通に淹れたエスプレッソを ガラスのコップに移して 水を足し
アイスキューブを たいてい 1コだけ入れたものが出てくる。

 

ほんとなんですよ・・・・

 

いや、ウソでしょ? と 我が目を疑いました、
イタリアで 初めてCaffeFreddoを頼んで ソレが出てきたとき・・・
別のバール何か所かで試してみたけど
結果は同じ。
アイスキューブが1つだけなのは おそらくは 
ただでさえ水で薄めたエスプレッソの味を
それ以上薄めて壊さないためではないか・・・・ と推察しますが。

 

冷たくはなく、ぬるいだけ。 
しかも 中途半端に・・・・

 

Freddo というイタリア語は 日本語では 冷たい と訳されるけど
実際には 常温よりは低い、冷蔵庫で冷やした程度の温度のことで
日本でいうところの、本当に冷たい温度のものは
ギアッチョ Ghiaccio / ギアッチャート Ghiacciato
「氷のような」 という言葉の方が適切。
 

 

でも私がみたところ イタリアの人たちは 
日本人と違って
ビールも 「キンキンに」冷えたものを求めたりは あまりしてなかった。

 

あっつあつ(熱々)も キンキン(冷)も
そこまで極端なものは 求める文化じゃないみたい。
食べ物の温度が不自然に熱かったり 冷たかったりしたら
却って口にしづらいじゃん ってことらしい。
(↑私の見解です)

 

でも イタリアの夏は
太陽の強さが 日本よりもパワフルで
さっぱりした 冷たい飲み物は どうしても必要なんですよ。

 

そんなとき イタリアのバールで 
本当に頼むべきメニューは、 カッフェ・フレッドではなく
カッフェ・シェケラート Caffe Scecherato / Shakerato
直訳で 「シェイクされたカッフェ」 

 

これは本当にちゃんと冷たくて 美味しいよ。
バリスタの人から作り方を習ったわけじゃないから 
正確なところはわからないけど
エスプレッソ何杯ぶんかと、氷と砂糖を
カクテル用のシェイカーに入れて、シェイクしたもの。

 

この発想、なかなか独創的だと思う。
イタリアの人は カッフェを薄めた味は どうしても嫌いなんだなー 
と再認識もしたけど、
それならば と こんなレシピを考案して、
ちゃんと美味しい <冷たい>カッフェを産み出すなんて
さすが君たちだわ、と感心したのでした。

 

もし砂糖が要らなかったら
ウン カッフェ・シェケラート センツァ ズッケロ ペルファヴォーレ
Un caffe shakerato senza zucchero per favore
「カフェ・シェケラートを砂糖なしでお願いします」
って言って頼んでみて。
(senza は without の意味)

 

量は 日本のアイスコーヒーほど多くないんだけど
冷たくて さっぱりして 
甘さで疲れも癒されて、 
夏の午後に飲むといつも すごく美味しくて リフレッシュできた。

 

まぁ そうは言っても 私はたいてい 
夏は ジェラテリアジェラート食べに行っちゃってたから
そんなにしょっちゅうは 頼まなかったんだけどね(笑)

 

 

夏にイタリアへ行く予定のある人は
美味しいので
よかったら ぜひ頼んでみてください^^